カンボジア王国への入口となるのはクメールエンパイヤ・フル&ハーフマラソン開催地であるシェムリアップ空港、または首都プノンペン空港となります。プノンペンへは東京(成田)からの直行便もございますが、日本からバンコク、ベトナム(ハノイ、ホーチミン)、ソウル、シンガポール、上海、広州などへ行き、そこから乗り換えるのが一般的です。乗り換え時間等が必要なので個人手配で航空券をご用意される方は航空会社によくご確認の上、手配してください。
※公式ツアーにお申込みの方は、入国ビザ等の手続きを代行させていただくことも可能です。
入国にはビザが必要です。カンボジア王国大使館(東京)、または名誉領事館(札幌、名古屋、大阪、福岡)にて申請が可能です。申請先の大使館又は領事館のホームページより申請用紙をダウンロードし、証明写真1枚/パスポート(入国時に残存有効期間6ヵ月以上)とともに提出してください。観光ビザの手数料はカンボジア王国大使館(東京)にて取得の場合は3,800円、名誉領事館にて取得の場合は観光ビザ4,300円。申請してから翌々営業日以降の午後より受取り可能(休館日を除く)です。いずれも発行日から3ヶ月間有効、入国から1ヵ月滞在可能です。観光ビザはプノンペン、シェムリアップの空港、またはタイ、ベトナムとの国境でも取得できます。また、観光ビザはオンラインにより申請できます。e-Visaシステムを導入しています。決済はクレジットカード、発行されたビザはメールで受取り印刷し、カンボジアへ携帯します。但し、e-Visaで入国できない国境もあります。 なお、ビザの条件は変更が多いため、最新情報は大使館、名誉領事館などで必ずご確認ください。大使館(東京)または名誉領事館で取得をする場合料金が違いますので、大使館(東京)にて取得の場合は下記の大使館ホームページをご覧になってください。
■カンボジア大使館 東京都港区赤坂8-6-9 電話:03-5412-8521 http://www.cambodianembassy.jp/
■在大阪カンボジア王国名誉領事館 大阪市北区茶屋町12−6 エスパシオン梅田ビル9階 電話:06-6376-2305 http://www.cambodia-osaka.com
■在名古屋カンボジア王国名誉領事館 名古屋市東区葵3-14-20 エルシドビル3F 電話:052-979-5578 http://www18.ocn.ne.jp/~camryoji/
■在札幌カンボジア王国名誉領事館 札幌市中央区北4条西11丁目 SOCビルディング2階 電話:011-231-6547
■在福岡カンボジア王国名誉領事館 福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞ビル15F 電話:092-717-1255 http://www.fukuoka-cambodia.jp
世界でも有名な世界遺産、アンコールワットがあるカンボジア王国。アンコールワットが建設されたとされるクメール王朝時代は9世紀から数世代に渡り続きました。クメール王朝が終わりを告げ、フランスの植民地となったカンボジアは現代に至るまでフランスの名残が少しだけ見受けられます。カンボジアといえば地雷を連想する人も多いと思います。それはカンボジアの悲しい内戦時代に起きたことです。1975年から1979年の4年間、カンボジアは王国始まって以来の悲しい時代、ポル・ポト時代を迎えました。知識人と呼ばれる人々が次々と大虐殺され、4年間の短い期間で何百人という人が虐殺されたといわれています。その名残で、今でもカンボジアには年配層が極端に少なく、子ども達が極端に多いです。悲しい時代を乗り越えたカンボジアですが、平均年齢23才という若いこの国の未来は今後の国造りにかかっているのではないでしょうか。
ODA(政府開発援助)の関係で橋や道路などを日本の協力の元に造っていますので、基本的には親日家が多く、比較的治安は良い国です。カンボジアは優しい人が多いので、あまり神経質になることはないと思いますが、最低限の海外渡航の常識だけは守ってください。海外旅行ではどの国でも気をつけるべき点をお守り頂ければ安全で快適に過ごして頂けると思います。スリ、置引き、ひったくりには気を付けてください。夜一人で出歩かない。お金を見せないようにする。金目の物は身につけない。移動の時は極力現金を分散して持ち歩く。ウエストポーチ的なものを使用する時は収納部を腰の後ろではなく前に持ってくる。などの注意を払えば、市場や人ごみでのスリの被害も避けられると思います。治安情報は随時変更されますので、外務省のホームページにて渡航前にご確認ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/
カンボジアの通貨はリエルといいます。しかし、米ドルが流通しているので、買い物などは全て米ドルで行えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので、リエルの計算を頭に入れておくと現地のお買い物には便利です。(4000リエルで1ドルと計算します。)物価が日本よりも安いので、100ドル札や50ドル札などの高額紙幣ですとお釣りが用意されない場合がありますので、日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと良いでしょう。なお、現地での日本円から米ドルへの両替も可能です。
公用語はクメール語です。観光地のシェムリアップは、英語や日本語など、多国籍な言葉が使えるカンボジア人が多くいます。レストランや現地の乗り物(トゥクトゥク)を使用する際も簡単な英語で不便なく過ごして頂けます。現地の簡単な言葉を覚えていくと、現地の人とのコミュニケーションも取り易く、よりカンボジアを楽しんで頂けると思います。
ありがとう=オークン
こんにちは=スオスダイ
元気ですか=ソクサバーイ
すみません=ソムトー
さようなら=チョムリアップ リァ
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつの季節に分けられます。同じ時期ならシェムリアップ、プノンペンなどの地域による大きな違いはありません。旅行のベストシーズンは乾季の11~5月で、なかでも11~1月が雨も少なく、比較的過ごしやすくなっています。シェムリアップやプノンペンを訪れるのなら、1年を通じて日本の夏の服装と同じで大丈夫です。冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利です。
クメールエンパイア・フル&ハーフマラソンが開催される時期は「雨季」です。「雨季」といっても、一日中雨が降り続く日はかなり稀です。 雨季の晴れ渡った空は本当に真っ青で、乾季の空とは全く違い気持ちのいい青空です!写真撮影にはとてもオススメの時期です。スコールの前は青い空がだんだんと暗くなり、ぶ厚い雲が雨の到来を知らせてくれます。大粒で勢いのあるスコールは、傘をさしても濡れてしまいます。観光中なら遺跡の中で雨宿りしましょう。スコールの後は気温も下がり、雨に塗れた遺跡のまた違った味わいを楽しむことができます。雨のあとは遺跡が滑りやすくなりますので、観光の際は足元に十分ご注意ください。また雨季は蚊も増えますので、虫除けなどご使用いただき、肌の露出が少ない服装でお出かけください。雨季は観光のローシーズンとなりますが、遺跡内は人が少ないため観光しやすく、実は雨季こそがオススメの時期です!
近年人気が高まりつつある、東南アジア有数の観光地であるカンボジア、シェムリアップ。世界遺産として有名なアンコールワットは、人生の中で必ず行きたい世界遺産ランキングや、世界の絶景ランキングで堂々たる一位を取り続けています。アンコールワット遺跡群の中で有名な三大遺跡の、バイヨン遺跡群。クメール語で美しい塔を意味するバイヨン遺跡群はその名の通り、幾重にも重なったバイヨンの微笑みが塔になり、とても美しい光景を見せてくれます。 バイヨンが魅せる微笑みに魅了され、像が歩く通りをしばらく走ると、次に現れるのはタ・プローム遺跡。そこはまるで映画の中に迷い込んでしまったかのような空間です。巨大な樹木が長い年月をかけて寺院そのものを侵食してしまっている遺跡です。その姿は、まさに自然界と人間界の融合。圧巻の迫力です。そしてアンコール遺跡群の象徴となっている、アンコールワット。クメール王朝に栄えた寺院として今もカンボジア国内からも沢山の仏教徒が祈りを捧げに訪れます。その美しい姿に涙をながす人も珍しくありません。
カンボジア料理ってどんなものなのだろう?と不安に思われる方も多いですが、観光客の方々に一番人気なのは現地の料理であるクメール料理です。主食はお米で、東南アジア諸国の国々の料理に比べて香辛料が少なく、辛いものが苦手な方でも楽しめる食事となっています。東南アジア最大級の湖トンレサップ湖があるシェムリアップ市内のレストランで食べられる淡水魚料理は絶品です。女性でも男性でも楽しんで頂けるカンボジア料理は観光客にも大人気です。 カンボジアならではの味わい深いクメール料理を皆様も是非堪能してみて下さい。
カンボジアには時期ごとに変わる南国フルーツが豊富に売られています。市場やスーパーで並んでいる色とりどりのフルーツは見ているだけで心踊ります。その時期にしかない果物や、カンボジアにしかない珍しいフルーツにチャレンジしてみるのも、カンボジアならではの楽しみの一つではないでしょうか。他にも冷たいフルーツシェイクや、ココナッツジュースを飲めば、疲れた体も癒されます。
カンボジアはいってみたい世界遺産ランキングが第一位であるだけでなく、もう一度訪れたい国ランキングでも常に上位を締めています。その秘密は、素晴らしい観光地や美味しい食事、楽しいショッピングだけではなく、カンボジア人特有の人懐っこさが一番の理由ではないでしょうか。片言の日本語で「こんにちは!」と話しかけてくれる大人達や、道から手を振ってくれる子ども達を見ると、帰国する頃には「もう一度来たい!」という想いが皆さんの心に灯ることは間違いないでしょう。
カンボジアの首都であるプノンペンは、近代化が進み、大きなショッピングモールが立ち並びます。カンボジアの歴史を知るためにキリングフィールドにてポル・ポト時代の悲しい収容所の風景を学び、ノロドムとシアヌークの並木街の間の合流点にある独立記念塔のモニュメントを覗き、プノンペンの創設者であるといわれている、ポニャーヤット王の遺灰が納められているワットポーを見学した後は、川沿いにあるお洒落なレストランで一息。都心ならではのカンボジアの楽しみ方がそこにはあります。
カンボジア第三の観光地といわれるシアヌークビルは海に囲まれたリゾート地です。プノンペンから車で4時間、シアヌークビル空港まではプノンペンから飛行機で1時間程です。カンボジアの唯一のビーチリゾートというだけあり、海沿いのレストランやホテルはリゾート開発が進み、観光客にとって、とても嬉しい環境が整っています。近年、シアヌーク湾が世界の美しい湾を選ぶ「世界最美湾クラブ」に入ったことにより、さらにリゾート化が進んでます。海沿いのレストランで、シアヌーク湾で採れた新鮮な海産物を食べながらゆっくりとした時間を楽しむことができるのは、最高の贅沢となるでしょう。